兵庫県出身。87年NHKドラマ「橋の上においでよ」に主演し脚光を浴び、映画、舞台に進出。特に近年の舞台での活躍は驚異的。また、96年出演ドラマ「ピュア」での人気は、一般ファンの足を劇場に向けさせた功績大。
テレビの印象とは違う舞台での実力は、高い評価を得ている。今回はオーディションを受け3度目の野田作品となる。
1962年生まれ。愛知県出身。大阪芸術大学在学中、学生劇団だった劇団☆新感線で活動後上京し、劇団状況劇場に参加。退団後、数多くのプロデュース公演に出演。連続テレビ小説「ひらり」で注目を集め、以後、テレビ、映画、舞台、ナレーションなど幅広い分野で活躍。最近の主な出演作品は、ドラマ「風のハルカ」「LIAR GAME」「月の恋人」「明日の光をつかめ」、映画「火天の城」「七人の弔」など。舞台出演は、「人間合格」(鵜山仁演出)、「阿修羅城の瞳」(いのうえひでのり演出)、「漂う電球」「あれから」(ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出)、「カエサル」(栗山民也演出)など。NODA・MAP作品には「キル」「TABOO」「ザ・ダイバー」に出演。
神奈川県出身。69〜89年まで劇団NLT在団。その後フリーとなり、数々の舞台、テレビドラマで活躍。野田作品には欠かせない存在で、「から騒ぎ」「真夏の夜の夢」「キル(94年)」「TABOO」の4作品に出演。
山梨県出身。日大芸術学部在学中に「東京サンシャインボーイズ」旗揚げに参加。87〜90年の劇団花組芝居を経て、現在は歌も踊もこなす多彩な俳優として舞台出演が続いている。毎年恒例のリサイタルも大人気。
1962年生まれ。京都大学在学中から劇団そとばこまちに参加。卒業後、いったん就職したが、5年前から役者に専念。劇団公演のほか、昨年の舞台出演作としては、NODA・MAPの『キル』、自転車キンクリート『ダイヤルMを廻せ!』などがある。また『あすなろ白書』、『夜に抱かれて』など、テレビでも活躍中。
東京都出身。90年パルコドラマスクール木野花組卒業公演でデビュー以来、野田秀樹をはじめ、D・ルヴォー、鴻上尚史など13人の演出家と組み24作品に出演。幅広い芸域と外見に似合わないハスキーボイスが魅力。
1976年に「夢の遊眠社」を結成。数々の話題作を上演し、演劇界に大きな影響を与える。'92年に劇団を解散後、イギリスに留学。帰国後の'93年にNODA・MAPを設立し、『キル』『パンドラの鐘』『THE BEE』など、次々と話題作を発表。海外の演劇人との創作活動にも精力的に取り組んでいる。2009年10月、演劇分野において日英の交流を発展させた功績を認められ、大英帝国勲章(OBE)を受章。'10年朝日賞受賞。‘12年第3回早稲田大学坪内逍遙大賞受賞。