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ツアーレポート番外編/ジェットラグ
「THE BEE」English Version ついに東京へ!
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2012年2月25日(土)

香港公演は、滞在そのものも、仕込みの期間も短く、スケジュールが非常にタイトだったのは、前述のとおりです。
特に、ロンドンでの23回の公演を終えて、2日後にはロンドンから香港へ向けて出発した出演者・スタッフの疲労は、相当なものでした。
加えて、ロンドンから香港への飛行時間は13時間強。機内泊だったこともあり、みな、ジェットラグ(時差ボケ)に悩まされ、 楽屋ではこんな風景が・・・

noda Glyn marcello
グリンの一番のお気に入りは、
この「犬みたいな手」だそうです
そ、そんな態勢で?! ゴミ箱の上なんて、無理が!

男性キャスト3人、本気で眠ってしまっています。(撮影:グリン・プリチャード)


ENGLISH Version Hong Kong公演観客インタビュー
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2012年2月24日(金)



ワールドツアーレポートvol.7
「THE BEE」English Version ついに東京へ! 最後の海外公演、香港の模様をレポートします。
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2012年2月22日(水)

2月14日、ロンドン公演を終えたばかりの一行と、香港公演のセットのデザイナーの堀尾幸男さん、映像プランナーの奥秀太郎さんが香港で合流、15日から九龍島にある香港文化中心(Hong Kong Culture Center)のStudio Theatreで仕込みが始まりました。

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Hong Kong Arts Festivalの会場「香港文化中心」  

前述のように、香港公演ではセットが変わるだけでなく、百百山警部他役がマルチェロ・マーニさんに変わります。ロンドン公演中に稽古をしたとはいえ、この紙のセットは役者だけでなく、スタッフにとっても大きなチャレンジ。直前のドレス・リハーサルでも紙がなかなかスムーズに動かず、スタッフは昼も夜も休憩なく作業を続け、初日の幕をなんとか開けねば、と必死でした。

そして、15日予定より10分ほど遅れて20時10分に開場。香港の劇場のお客様の誘導は、非常にラフで、300人近い観客がなだれ込むように席に着き、約5分遅れで開演しました。フェスティバルの担当者からは、「香港の観客はシャイで、あまり感情を表に出さない。」と言われていたのですが、観客の反応はニューヨークやロンドン以上にストレート。特に野田さんが小古呂の妻役として現れたときや、巧みかつユニークな映像、1人何役も演じる役者の早替えといったシーンで大きな笑いが起きました。香港の劇場は、今回のワールドツアーの中で最も大きな会場で、舞台の間口も広く、Soho Theatreとは全く違う空間で、キャサリンさんをはじめ、出演者たちは、大きな空間に合わせて、これまでよりさらにエネルギッシュな演技で、観客をぐっと芝居に引き込んでいました。心配していた紙のセットの動きもスムーズで、初日の終演後、たった今舞台上で起きたことに興奮冷めやらぬ出演者と安堵した様子のスタッフの表情がとても印象的でした。

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ポスターにも「満座」の文字が

香港公演はたった4回。紙バージョンが大変好評だったので、少し残念な気もしますが、またいつかこのバージョンでの公演の可能性にも期待しつつ、2月19日、無事香港公演を終えました。
さて、次はいよいよ東京公演。普段は稽古場として使われている水天宮ピットが見事に劇場に変貌を遂げています。カンパニーはさっそく21日から仕込みに入りました。キャスト、スタッフ一同、皆様のご来場をお待ちしています!

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