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ENGLISH Version Tokyo公演観客インタビュー
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2012年3月16日(金)



ワールドツアーレポートvol.9
「THE BEE」English Version ワールドツアー全日程終了しました!
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2012年3月14日(水)

3月11日(日)、東京日本橋の水天宮ピットで、「THE BEE」English Version ワールドツアーの全日程が無事終了しました。ツアー最後の公演地となった東京でも、たくさんのご来場をいただき、大盛況のうちに公演を終えることができました。ご来場くださった皆様、そして公演には来られなかったけれど応援してくださった皆様に心から感謝いたします!

カンパニースタッフとは、最終日、稽古場の仕込みが始まった昨年12月13日から、これまでの3か月間を振り返り、思い出話に花を咲かせました。なんといっても、全員一致で印象に残っているのは、香港での2日間の仕込みと初日。英国人スタッフにとって、初めての紙のセットでの本番ということで、それまでロンドンで稽古をしていたとはいえ、実際の仕込みにはかなり時間がかかり、スタッフ全員食事休憩も満足に取れない、非常に厳しい現場でした。実は、開場10分前、英国人スタッフ2名と現地のスタッフ1名で紙の上げ下げの最後の練習を終え、紙を元の位置に戻す際、紙が破れてしまう、というアクシデントがありました。香港側のテクニカル・マネージャーの"Oh my god!!"という叫び声が客席に響きました。舞台裏にいたスタッフの1人ケイトは何が起きたのかわからず、「“ケイト、ちょっと来て”と非常に落ち着いた声で呼ばれた時は、本当に怖かった」と言っていました。幸いにも、破れたのは紙の端の方だったのですが、このハプニングが、出演者・スタッフ一同、何とか初日を成功させねば!という良い意味での緊張感につながったと思います。舞台監督のニックは「あの数日間は、アドレナリンだけで動いていた。初日は、紙を引くロープを持つ手が震えていたよ」と笑っていました。事実、この日(2月17日)の香港公演初日は、それまで観たことのない、エネルギーに溢れた公演となり、客席の舞台への集中度も非常に高く、最高の初日公演となりました。

そして、もう1つ。English Version東京公演の千秋楽でもあり、ワールド・ツアーの大千秋楽でもある3月11日。この日は、カーテンコールを6度も頂きました!海外での公演では、どちらかというと上演中のリアクションが大きく、カーテンコールは多くても3回までだったため、英国人出演者・スタッフは、日本の会場の反応の違いに驚いていました。千秋楽にご来場頂いていたお客様でお気づきになられた方もいらっしゃっるかもしれませんが、6度目のカーテンコールでは、AnchokuとIdoの車のシーンのパトカーのライト点灯のサービスがありましたね!

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最後の開演前のウォームアップで踊るスタッフたち 日本の「大入袋」をもらってはしゃぐ舞台監督ニック。中身は「ごえん」と知ったらがっかりするかもしれません。

そして、3月13日早朝、キャサリン・ハンターとマルチェロ・マーニ以外の英国人メンバーが帰国の途につきました。

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水天宮ピットも、客席だけを残して、舞台は撤去され、今週はマルチェロさんのワークショップが行われています。
そして、4月からはいよいよJapanese Versionの国内ツアー。「THE BEE」が今度は日本国内を飛び回ります!東京、大阪、北九州、松本、静岡の5都市で、皆様のご来場をお待ちしております。

ワールドツアーレポートvol.8
「THE BEE」English Version ついに東京公演開幕!
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2012年2月28日(火)

先週2月24日(金)、ワールドツアーの最終公演地・東京公演の幕が開けました。普段は稽古場として使用している大スタジオに客席を仮設し、さらに、照明や音響機材もすべて仮設して、劇場施設へと変貌した「水天宮ピット 大スタジオ」が完成しました。

ニューヨーク、香港の劇場は、客席の数が250席~300席程度と広めなこともあり、「目撃」する感覚、そして、ロンドン、東京の劇場は舞台と客席が非常に近く、緊密なため、「まさにそこに居あわせた」ような感覚になります。そのせいもあってか、前公演地の香港では、「このシーンで?!」と思うところでも笑い声が聞こえましたが、東京の会場はどちらかというと、あまりの恐ろしさに声も出ない、と言った雰囲気です。カンパニー一同、その反応の違いに最初は戸惑っていましたが、カーテンコールでの熱烈な拍手を聞いて、だんだんと東京の会場の反応に慣れてきたようです。

お聴きになった方もいらっしゃるかもしれませんが、2月28日(火)のJ-Wave「TOKYO MORNING RADIO」にキャサリン・ハンターさんがゲスト出演されました。ナビゲーターの別所哲也さんは、週末に公演をご覧になり、非常に作品を気に入ってくださったようで、この作品の核心をつくような質問をしてくださいました。「愛と憎しみ、暴力と寛大さ、を感じた」という言葉に、キャサリンさんは、「暴力だけに注目する人もいるけれども、この作品のことをよく分かってくれている」と喜んでいました。

東京公演は3月11日(日)まで。残すところあと10日余りとなりました。
当日券は各回とも前日に電話予約で販売していますので、ぜひお越しください!

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