2001年映画初主演作『ウォーターボーイズ』で 日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞し、注目を集める。その後、映画『ジョゼと虎と魚たち』では国内外の数々の映画賞を受賞。映画『悪人』では、殺人を犯した土木作業員を熱演し、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。‘11年 映画『マイ・バック・ページ』、’12年6月『愛と誠』、’11月『黄金を抱いて翔べ』公開。野田作品では第13回公演『キル』、第16回公演『南へ』に続き、今回で3度目の出演となる。
高知県出身。1994年第1回「クレアラシル」ぴかぴかフェイスコンテストでグランプリ獲得後、同CMでデビュー。95年にはそのドラマ、97年に映画、歌手デビューを果たし、多くのメディアでその魅力と表現力を発揮。数多くの主演作品で人気を決定づける。舞台出演は、98年『銀河の約束』(演出:岡村俊一)が初舞台。以降、2001年『四谷怪談』(演出:蜷川幸雄)、2003年『つかこうへいダブルス〜幕末純情伝』(演出:杉田成道)、『飛龍伝』(演出:つかこうへい)と主演を務める。08年秋には映画『おくりびと』が公開予定。
埼玉県出身。蜷川スタジオを経て、87年に鴻上尚史主宰「第三舞台」に入団。在籍当時より「天才たけしの元気がでるTV」のレギュラー出演などで人気を集め、舞台、映画、テレビドラマやCMで着実に実力を開花。最近の舞台では「近松心中物語」「零れる果実」「昭和歌謡大全集」などの蜷川演出作品やキレた無差別殺人犯を演じた「ポップコーン」が話題に。
奈良県出身。1987年『阿修羅城の瞳』より「劇団☆新感線」に参加。以後、多くの公演でヒロインを演じ劇団の人気を支えてきた看板女優。95年には自身のプロデュースユニット「月影十番勝負」を立ち上げ、10年間で10作品を発表。最近の主な客演舞台には、『真昼のビッチ』(作・演出:長塚圭史)、『無理矢理』(劇団、本谷有希子)、ミュージカル『ペテン師と詐欺師』(演出:宮田慶子)、『回転する夜』(モダンスイマーズ)などがある。
東京都出身。1965年早稲田大学文学部卒業と同時に文学座研究所に入所。翌年初舞台。69年に座員昇格後、『あわれ彼女は娼婦』などのアトリエ公演を始め、『女の一生』『十二夜』など多くの劇団公演に出演。劇団以外の作品にも幅広く参加し、2003年『Just Businssー商談』『バラード』(ともにアトリエ公演)で第11回読売演劇大賞優秀男優賞、翌年に、『花よりタンゴ』(こまつ座)で第12回同賞を連続受賞。
北海道出身。15歳で鮮烈な映像デビューを果たし、以後、映画、ドラマで活躍し現在に至る。1997年以降、舞台にも活躍の場を広げ、『近松心中物語〜それは恋』『弱法師』『ハムレット』『天保十二年のシェイクスピア』などの蜷川幸雄演出作品、『雁の寺』『藪原検校』(演出:木村光一)、『薮の中』(演出:鐘下辰男)などに出演。舞台女優としても、2003年度第10回読売演劇大賞優秀女優賞、2004年度第3回朝日舞台芸術賞秋元松代賞受賞などで高く評価されている。
千葉県出身。「猫のホテル」創設メンバーのひとり。劇団公演の他、外部公演への出演も数多く、最近の出演作には、『桜飛沫』『ドラクル』(作・演出:長塚圭史)、『カラフルメリィでオハヨ〜いつもの軽い致命傷の朝〜』(作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ)、『ノーマンズランド』(演出:鈴木勝秀)などがある。また、中村まこととのフォークデュオ「罪と罰」でも活躍中で、2006年夏には初CD『溺愛』をリリースした。
岐阜県出身。明治大学の演劇ユニット「騒動舎」、「ジョビジョバ」を経て、1995年「i OJO!」(オッホ)を結成、人気を博す。97年に退団後、「阿佐ヶ谷スパイダース」第3回公演『スパイダース・リミテッド』に参加。以降、長塚圭史作品を代表する個性として全作品に出演。2003年、同ユニットの『ともだちが来た』では演出家デビューも果たす。最近の舞台出演作は、『MYTH』(演出:鈴木勝秀)、『子鹿物語』(演出:水田信生)、『ドラクル』(作・演出:長塚圭史)、映画では『ROBO☆ROCK』(監督:須賀大観)などがある。
神奈川県出身。劇団「NYLON100℃」に1995年より所属。最近の劇団公演では、『犬は鎖につなぐべからず〜岸田國士一幕劇コレクション〜』に出演。外部公演にも積極的に参加しており、最近では、『イヌの日』(作・演出:長塚圭史)、『えっと、おいらは誰だっけ?』(演出:綾田俊樹)など。また、2005年、ユニット「真心一座 身も心も」を河原雅彦、千葉雅子、坂田聡らとともに旗揚げ。座長を務める。本年はその第二章「流れ姉妹〜ザ・グレートハンティング〜」を発表。野田作品は、05年『贋作・罪と罰』以来2度目。
愛知県出身。1996年に第1回ミスヤングマガジングランプリ受賞で注目を浴び、グラビアアイドルとして活躍。その一方で、本音トークと頭の回転の良さでバラエティ番組でも人気を集め、ドラマにも進出。NHK大河ドラマ『元禄撩乱』、朝の連続テレビ小説『すずらん』等で女優としての地歩を固める。2000年に森光子主演『雪まろげ』(演出:マキノノゾミ)で初舞台。以後、「扉座」、「カムカムミニキーナ」等の小劇場から商業演劇まで積極的に舞台に出演。舞台女優としての評価を高めている。
1976年に「夢の遊眠社」を結成。数々の話題作を上演し、演劇界に大きな影響を与える。'92年に劇団を解散後、イギリスに留学。帰国後の'93年にNODA・MAPを設立し、『キル』『パンドラの鐘』『THE BEE』など、次々と話題作を発表。海外の演劇人との創作活動にも精力的に取り組んでいる。2009年10月、演劇分野において日英の交流を発展させた功績を認められ、大英帝国勲章(OBE)を受章。'10年朝日賞受賞。‘12年第3回早稲田大学坪内逍遙大賞受賞。