line
MOVIE
arrow arrow
dots

ワールドツアーレポートvol.5
「THE BEE」ただ今ワールドツアー中! 現地からのレポートをお届けします。
====================================
2012年1月23日(月)

スタンディングオベーションで閉幕したニューヨーク公演終了翌日の1月16日、カンパニーは休む間もなく、ロンドンへの途に就きました。そして、帰英翌日の18日からは、カンパニー全員が時差ボケに苦しみながら、香港バージョンの稽古に入りました。「この仕事受けたとき、今週はオフって言われてたのになあ」となげくスタッフも(笑)。そう、思いおこせば、ツアー全体のスケジュールが決まるまでには、めまぐるしい調整がありました。こうしてツアーが始まって、ニューヨークでたくさんの方々に観て頂けたこと、感慨深いものがあります。

さて、稽古の方は、といいますと、香港と東京の公演に出演するマルチェロさんが加わり、日本バージョンで使われている紙のセットでのリハーサルが始まりました。(2回目のレポートで書いたように、香港公演は紙のセットで上演するのです)

report
紙のセットを知っているのはカンパニーで野田さんのみ。ビデオはありますが、英国人スタッフにとっては新しい作品を創っていくのと同じです。野田さんにとっても、英語版の演出をキープしながら、紙のセットといかにマッチさせるか、考えながらの作業です。例えば、英語版では、舞台奥がミラーパネルになっているために見せることができる鏡の後ろでの動きが、紙のセットでは当然見えません。では、そのシーンはどうしたら成立するか・・・役者からもいろいろな意見が出ます。それを整理しながら進めていきます。英国人スタッフにとっては、紙の動きを再現するメカニズムを手探りで作る大変な作業です。短いですが、稽古は週末で一旦終了し、ロンドン公演の初日が開いてから、香港パターンの稽古を再開します。

日曜日からはソーホー・シアターでの仕込みが始まりました。ニューヨークで公演しているとはいえ、場所が変わればまた一から・・・という部分もあり、24日のプレビュー公演を控え、緊張の日々は続きます。

report

池田成志インタビュー Narushi Ikeda Interview
====================================
2012年1月20日(金)



ワールドツアーレポートvol.4
「THE BEE」ただ今ワールドツアー中! 現地からのレポートをお届けします。
====================================
2012年1月14日(土)

1月5日の初日前後からニューヨークも非常に寒くなりました。今日は雪がちらつきました。この写真は、初日の翌日に、出演者の、グリン・プリチャードさんがアパートから劇場に歩いてくる途中で撮影したマンハッタンです。グリンは写真を撮るのが好き、ということで、素敵な写真なので、ここで紹介させていただくことにしました。冬のニューヨークの空気をみなさんにもお届けします。

report1 report1
グリン・プリチャード撮影 カンパニー行きつけのお店

THE BEEのニュースでもご報告させて頂きましたとおり、初日からたくさんのニューヨーカーがこの作品を観に来てくれています。ニューヨークタイムズにも劇評が掲載され、ニューヨークでの話題を集めました。カンパニーもそのニュースに喜びながらも、一段と気を引き締めて本番に挑んでおり、非常に良い雰囲気の中公演を行っています。ニューヨークでの公演を重ね、これから続くロンドンや香港、東京では、お客様はどのような反応をしてくださるのかが楽しみです。

もう一つの写真は、カンパニー行きつけのお店です。公演の後、出演者、スタッフでビールを1杯、というときは、なぜかこのお店ばかり。劇場はニューヨークのど真ん中にあり、少し歩けばいくらでもお店はあるのに、1週間のうち、5回はここに来ました。

そしてもう一つカンパニーの中ではやっているのが、ある日本の歌謡曲です。ニューヨーク公演の客入れで流しているのですが、私は聞いたことがありませんでした。「ボクのパパはメキシコ人?」スタンバイ中、この曲がかかると、出演者のグリンさん、舞台監督のニックさんが舞台袖でダンスをし始めます。他のスタッフも、どうやら耳に残る曲らしく、口づさんでいます。ニューヨークの会場のアメリカ人スタッフにも大好評です。どんな曲かは、ぜひ東京公演でお確かめください。

ENGLISH Version NY公演観客インタビュー
====================================
2012年1月13日(金)

THE BEE NY公演初日

====================================
2012年1月5日(木)

「THE BEE」
English Version -World Tour-の公演が行われるJAPAN SOCIETYは、ニューヨークの国連本部近くにあります。その向こう側にはイーストリバーが流れています。ついに初日を迎えましたが、キャストの本番直前の食事は、日本式におにぎりでした。

report11 report1
THE BEEのポスター 47th Street

本番前のジャパン・ソサエティはたくさんの現地のお客さんで賑わっていました。日本の劇場ではあまり見られない、社交場のような雰囲気が漂うロビー。演劇通のニューヨーカーはTHE BEEをどう感じるのでしょうか?

report11 report1
本番直前の劇場ロビー 終演後のアフターパーティにて

開演中、前半は笑いが起きるような場面が何度もあり、後半に進むに従い、徐々に話に引き込まれていく観客。満員の劇場の空気が客席も含めて、ピーンと張りつめて行きました。衝撃的な展開に、観客も身動きがとれないほど集中していました。終演後はすぐに客席を立たず、感想を述べ合う興奮した人たちの姿が多く見られました。終演後の観客の声は後日、こちらのページで動画でお伝えします。


MOVIE
arrow arrow
dots